第3179号:浄土ヶ浜
- 2008/03/03 月 20:41
- 紀行記録
仙台から国道45号線を北上すること約260km、本州最東端の街、宮古。
もちろん青春18切符の旅だから、全行程特別料金不要の普通列車である。途中1本だけ快速を挟んでも、陸前落合5時34分発の始発列車で宮古に着くのは12時40分過ぎ。約7時間。東京へ行くよりもはるかに遠い。
列車の話はとりあえず置いといて、宮古を代表する景勝地といえば浄土ヶ浜。
宮古というより三陸の代表と言っても過言では無いらしい。予備知識は景色の綺麗な海岸と言うことのみでとりあえずバスに乗って向かってみたのだが、着いた先で見たものはとにかく素晴らしいの一言に尽きる海。自然が形成した日本庭園風の景観が素晴らしいのは言うまでも無いのだけど、それ以上に感激したのが海の透明度の高さ。エメラルドブルーとかマリンブルーと言う色表現は、まさしくこの海のためにあるものではないだろうか。
今回は本来の目的が浄土ヶ浜以外の所にあったので、ついで程度の軽い気持ちで行ってみたけれど、これはやはり本格的な海のシーズンにもう一度訪れねばなるまい。普通列車のみだと1日の7割を列車で過ごす事になるが、都市間バスをうまく使えば十分日帰り圏内。今から夏が待ち遠しくなってしまった。
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