第1346号:沈丁花
- 2003/02/25 火 00:00
- 日々徒然
この時期、目で楽しませるのが梅ならば、鼻で楽しむ芳香を漂わせるのは沈丁花と言っても過言ではない。
梅はそこに木がないと見ることが出来ないが、どこにあるかがわからなくても匂うのが沈丁花である、とも言える。私はこの香りに弱い。入試と卒業シーズンにおいてそろそろ進路が決まり始める、って時に合わせたように香り出すので、それに纏わる色々なことを思い出すからだ。
春、意気揚々と華やかなのは桜、一抹の寂しさを香りに託すのは沈丁花、てか。(似合わねぇ)
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