第1330号:瀬戸内旅情
- 2003/02/09 日 00:00
- 紀行記録
現在、名古屋に滞在中。
明日が名古屋で仕事、昨日が山口、となればいったん神奈川に帰ってから出直してくるのは距離的にもったいないので名古屋泊を選んだのだけど、特にこれといって行きたいところも考えていなかったので、小郡から瀬戸内海に沿って山陽本線普通列車の旅を敢行した。
天気は曇ったり晴れたりといろいろ変わったけれど、朝日から夕日までを瀬戸内海と共に過ごすなんて滅多に出来ない体験ですな。朝もやの徳山港、昼の太陽が眩しい尾道、沈みかけの夕日が照らす明石海峡大橋と須磨浦海岸、最高。心豊かな風景とはこういったものを指すのであろう。
もちろん、途中で新幹線に逃げることなく名古屋まで普通列車の旅は続く。小郡から約11時間、遠いっちゃ遠いけど、移り行く風景が長編映画だと思えばそれを鑑賞しながら移動が出来るのだから、これほど贅沢なものはない。
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