意味ねぇ企画Part2(1999.9.27)
コンテストはラピュタへ向かう船である

 訳わかんねぇ・・・(おい)

 この企画の対象は、「アマチュア無線でコンテストに参加したことがある」人で、かつ「宮崎駿の『天空の城ラピュタ』を見たことがある」人に限られます。従って、「天空の城ラピュタ」を検索ワードにして引っかかってきた方、まず間違いなく無関係なページだと思いますので、今すぐブラウザの「戻る」ボタンを押してお帰り下さいませ。

 さて、長い前置きであったが・・・
 私がアニメ映画の中で最も傑作だと思っているのが、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」である。公開されたのはもう10年以上前だったと思うが、未だに年に1回くらいは金曜ロードショーで流されるような映画だから、やはり相当な名作なのであろう。
 で、先日ふと思ったのだが、主人公の少年パズーとラピュタ王女のシータが海賊の飛行船に乗ってラピュタを目指す場面、あれって、私が大学時代にJA7YAAでコンテストに参加しているときの状況にそっくりな部分が非常に多い。どうしてそんな繋がりが出てくるのか不思議に思う方もいるかと思うが(とはいえほとんどの人がこのページを見に来ることはないと思うけど)、まずは下の比較テーブルに目を通して頂きたい。

ラピュタTEST DE JA7YAA
命綱をつけて飛行船の外で作業をする若者(パズー)とそれを見守る年寄り(ジジイとババア)命綱をつけてタワーの上で作業をする若者(たまに年寄り)とそれを見守る年寄り(たまに高所恐怖症の若者)
散らかった厨房で料理を作る人(シータ)とそれを覗く隊員散らかったなんてレベルじゃない汚さの厨房で料理を作る人(大抵は一線を退いたOB)とそれを覗く気なんて無いのに「覗いちゃだめ」と書いてあるので気になっている隊員
一段落した後のんびりとチェス(?)を打つ年寄り(ジジイとババア)一段落したかどうかは別としてのんびりと昔話を楽しむ年寄り(OB)
食べ物に群がってがっつく隊員(おかわりあり)食べ物に群がってがっつく隊員(当たり付き)
床で仮眠をとっていると「起きろ、交代の時間だ」といって起こされる床で仮眠をとっていると「おい、カリブが開き始めたぞ」といって起こされる
(これが「○○さ〜ん、○○さ〜ん」などとまるで新聞屋の取り立てみたいな起こし方では起きない)
夜中の表は寒い仙台だからいつも表は寒い
方向が違っていることに気づき、船の方向を力任せに変えようとする元々アンテナが手動でしか回らないので、EUからWへは方向を力任せに変えようとするしかない
待っているのは感動的な夜明けである

 あー疲れた。
 なんか、もっとあったような気もするんだけど、今書き表せるのはこれだけ。というのも、私の部屋には今テレビもビデオもないから、改めてラピュタを見直すことが出来ないのだ。(じゃあこんな企画やるなよ)
 でも、この企画で私が一番言いたいのは一番最後の行。コンテストをやっていて、空が白んでくるときの気分はまさにラピュタで飛行船に乗っているときのあの夜明けの感覚と同じである。何というか、毎回私は感動的な夜明けを迎えていたわけですな。
 うーん、コンテストって素晴らしい。ラピュタは実在しないと思うけど、アマチュア無線でコンテストをやることによってラピュタへ向かうときと同じ感動が得られるのである。最近アマチュア無線家の人口はどんどん減少しているけど、こういう感動を得られる趣味ってそうはないでっせ。あなたも今からコンテスター!(やっぱり訳わかんねぇ)

 なお、いくらラピュタに似ているからって、空中で強風が吹いて吹き飛ばされそうになったりとか、ロボットが上から降ってくるみたいにいきなりタワーの上からスパナが降ってきたりということは無い・・・に違いない。(おい)


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